【完】甘い香りに誘われて4 極道の若頭×ちっちゃな姐さん
「結衣、結衣、もう6時半だ」
昨日、5時前から行動していた私はまだ眠い。
寝ぼすけの隼が何でこんなに早く起きているのか一瞬わからなくて何事かと思った。
「コンビニ行くぞ」
眠い意識の中で聞こえてきたその言葉は笑いとともにしっかり目覚めさせる。
隼はもう着替えすら終わっていていったい何時に起きたんだろうと思う。
「親父たちももう起きてる」
「うわっ大変」
慌てて身支度をすると何でこんなに大ごとなんだと笑いそうになりながら
2人で手をつないで玄関へと向かった。
門の前には私と隼の自転車まで置いてあって
響さんと由香里さんはもう自転車に乗ってスタンバイOK
苦笑いで三浦さんに頭を下げれば笑顔でこたえてくれて
同じように自転車にまたがる角田さんにも頭を下げた。
門を開けると塩沢さんが写真を撮ってくれて
それがまた可笑しくて
三浦さんを先頭にコンビニに向けて6台の自転車は走りだした。