【完】甘い香りに誘われて4 極道の若頭×ちっちゃな姐さん


端の方へ座っていた三浦さんもクスクスと笑っていたから


「奥野さん…ミスったみたい」


「そんなことありやせんよ」


「大丈夫ですか?」


「あぁ。大丈夫でごぜぇやすよ」


植木さんも傍へ来て下さり


「結衣さん、そんな心配そうな顔をなさらなくても大丈夫でごぜぇやすよ」


遠山さんと2人で顔を見合わせて笑っていて


「ここでそんな不安な顔をなさっていたら南へ行ったらどうなりやす」


「だって南は五郎ちゃんと私はお笑いキャラだから平気かなって」


「植木…平良と結衣姐さんがお笑いキャラ?あはははは」


「思いもつかないだろ」


「いや、まったく想定がいだ。あはははは」


もう私は真っ赤だ。


遠山さんがあんまり笑うからみんながこっちに注目していて


「遠山さんってば…シーッお願いだからもうシーッ」


「結衣姐さんすんません。それでも笑いが止まらないんですよ。あはははは」


植木さんまでつられて笑い出してしまったから


「お願い・・・もう自転車取り上げられちゃうからシーッ」


真剣にお願いするのに 

あははは あははは


2人はもう止めることは無理のようだ。





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