【完】甘い香りに誘われて4 極道の若頭×ちっちゃな姐さん
「姐さんね、堅気だったんですって。16歳のお誕生日を待って結婚したんですって」
「そうよ。組長犯罪者だもの」
由香里さんは笑っていて
「運命の人だったって事よね?幸せでしょ?」
「はい」
「そんなに早く運命の人に出会えたなんて幸せだし組長はもっと幸せよね」
由香里さんはクスクス笑った。
姐さんはぽろぽろと涙を零し
「由香里姐さんにそんな言葉をかけてもらえるなんて…」
「由香里姐さんは表に出ないお人だったから、わしらでも滅多に会う機会もなかったしな」
「それ、響さんが隠してるんですよ。由香里さんを自分だけのものにしたいから」
あははははは
わらっているうちに姐さんも涙が止まり
ずっと拾ってもらったって気持ちが大きくてそんな私が姐さんとして組に関わることがすごく後ろめたく思っていた。
そんな胸のうちを話してくれた。