【完】甘い香りに誘われて4 極道の若頭×ちっちゃな姐さん
「スキで結婚したんでしょ?」
「そうですよ。そうじゃなきゃいくら何でも極道に嫁に来ないですよ」
あはははは
私と由香里さんにはその気持ちがすごくよくわかる。
「だったら何も後ろめたくもないじゃないですか。逆に厳ちゃん幸せ過ぎると思いますよ。そうですよね?」
厳ちゃんは苦笑いをしているから
「スキって言ってくれて幸せでしょ?」
厳ちゃんはにやっと笑ってごまかした。
だけどそれでいいと思う。
「慎太郎も幸せだよね?仲のいい夫婦だものね」
由香里さんの問いかけに慎太郎さんは笑いながら頷いていた。
「極道にいても幸せがいっぱいある」
私が微笑めば
「そうなのよ。結衣が来て本当にそう感じる事が多いわ」
「あれだけパパに愛されてて何を今さら」
「ゆ…結衣」
「由香里姐さん、家の事だけ冷やかしてすますなんてずるいですわ」
「いや、ひやかしたわけじゃないのよ。事実を言っただけで」
「ママのも事実じゃないですか」
「もーー結衣!」
「先に言っておきますけど、私もたくさん幸せですからご心配なく」
「そら、見てたらわかる」
「もう隠せないほどでしょ?」
あははははは
笑いもいっぱいで帯をしているからお腹もいっぱい。
明日は10時集合なんていう遠山さんからの指示で
「由香里姐さん、結衣姐さん明日また逢いましょう」
「楽しみにしてます」
そんな言葉でお開きになった。