【完】甘い香りに誘われて4 極道の若頭×ちっちゃな姐さん



だけど南に行く前に西へ行く。


そこで体力を使い果たすんじゃないかと由香里さんも私もびくびくしている。


楽しみじゃないのかっていうとそういうわけじゃなく


楽しみなんだけどどんどんパワーアップしていくお2人におされぎみだ。


「呼吸するのも忘れるわよ」


由香里さんの言葉に身体が震えるほど笑った。


「由香里ちゃん、息なんか吸ってる場合じゃないから」


八重さんが良くそう言うからだ。


笑って息をはいたら自然と吸うから余分な時間使わないでもっと話そうと言う。


だけどそんな短い呼吸じゃ酸欠になるぐらい笑う。



そんな八重さんと小百合さんにもうすぐ逢えるのかと思うと

やっぱり楽しさも大きくてここは体力をつけて挑もうと思った。


「ママ…西へは腹くくっていかないとね」

「きっちりとくくってね」


私と由香里さんのそんな決意を植木さんと三浦さんは楽しそうに聞いていた。



< 148 / 282 >

この作品をシェア

pagetop