【完】甘い香りに誘われて4 極道の若頭×ちっちゃな姐さん


病院へつくと歩くと言って自分の足で歩かせてもらった。


待合室はまだ何人か人がいて由香里さんの姿も見えた。


「結衣、あんた顔色悪いね」


「ママは大丈夫ですか」


「胃が痛むけど大丈夫よ」


隼にもたれながら順番を待った。


由香里さんが呼ばれ


「結衣を先に」と言われたが


ママにも早く薬をもらって休んで欲しい。


自業自得は同じ立場。



「大丈夫。ママが先にみてもらって休んで」


診察室へと由香里さんが入って行った。

少しすると出てきた由香里さんが


「暴飲暴食」


クスクス笑って横へ座った。


その言葉に思い当たりすぎて気持ち悪くても口元が緩む。



「どっちかが止めろよ」


「それが出来たらこうはなってない」


イタッなんて由香里さんの声に


「先に戻って休んで」


「由香里、そうしよう」


響さんに肩を抱かれて会計の方へ歩いて行った。




< 186 / 282 >

この作品をシェア

pagetop