【完】甘い香りに誘われて4 極道の若頭×ちっちゃな姐さん



「癒された…」


スマホを由香里さんに渡しながら呟けば


やっぱり結衣の考えは想像が出来ないと響さんが笑い


だから結衣は隼と結婚してくれたのよなんて由香里さんが大笑い。


チッなんて横から舌うちが聞こえてきたけど


「人を見る目があると言って下さい」


響さんと由香里さんに抗議をすれば


「そうなのよ。本当にそうなのよ」


笑いながら言われるから嘘っぽくて仕方ない。


だけど、由香里さんの笑顔はいつ見ても綺麗で好きだからいいんだ。


笑っていた由香里さんが一度座りなおし


さぁ勢いに負けないように電話しないとねって腕まくりまではじめた。


いつも電話で完全に勢い負けだ。


笑い死ぬって由香里さんは毎度言っていて私なんて相槌しか打てなかったって大笑いする。


「小百合さーん!!」

こんなテンションかしら…


由香里さんが何度も練習するからみんなはブッと吹き出す。


響さんなんか目を丸くして


「いつもそんな電話なのか」


「そうよ。由香里ちゃーん!って始まったら笑い地獄」


「八重さんと小百合さんには絶対に敵わない。あはははは」


私もいつもを思い出すと笑いが止まらない。


先にメールをしようかと思ったけれど


またかかってきてしまっては意味がないので


由香里さんは小百合さんに、私は奥野さんに1.2の3で呼び出し音を鳴らした。





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