【完】甘い香りに誘われて4 極道の若頭×ちっちゃな姐さん
配膳を手伝い始めると由香里さんまで配りだし
渡辺さんはもちろん私も慌てた。
組員さんたちなんかみんな立ち上がって
おろおろしていて
「え?だって私も今は仕事に行ってないから手伝わないと」
「いや、ママはダメですよ座っててください」
私たちのやりとりを聞いた渡辺さんが
「本当にかわいらしい親子だ。いや姉妹かな?」
「渡辺ったら…」
由香里さんが照れているから
「姉妹っていうのは冗談だと思いますよ?」
「こらっ結衣」
由香里さんとじゃれながら大笑い。
響さんと隼も食堂へ入ってきて
厨房の近くにいる由香里さんに驚いた顔。
私が由香里さんの手をひき響さんの傍へいくと
「ちゃんとお隣に座らせておいてください。やんちゃで困ります」
私が吹き出せば響さんも吹き出して
「俺達忘れさられて置いていかれたんだよ」
「2人で親子丼に負けたって上で大笑いだ」
そんな言葉に口元がまた緩んでしまう。