【完】甘い香りに誘われて4 極道の若頭×ちっちゃな姐さん
翌日は、ものすごく早く目が覚めて
そっとベッドの中から抜け出そうとしたけれど
「どうした。もう時間か」
嬉しさのあまり動きが大きかったようで隼に気づかれた。
「目がさめちゃっただけ」
「もう少し寝よう」
私を安眠へと誘う隼の腕の中で目を閉じるけれど
今日はそれよりも自転車の魅力の方が大きくて
浮かんでくるのは三浦さんと自転車を迎える私の姿。
「ウフフフ」
1人小さく笑えば
隼も聞こえたと同時に気づいたらしい。
「自転車か」
「うん」
そんなに喜んでくれるとこっちが嬉しくなるって笑いながら
チュッってキスを落とす隼。
「隼はちゃんと仕事行ってよ」
「あぁ。あははは」
「乗りたかったら、夜でも付き合ってあげるからさ」
「あぁ。あははは」
毎日コンビニもどうかと思ったけど3か所あるから大丈夫。
もしかすると状況によって少しずつ距離が延びるかもしれない。