【完】甘い香りに誘われて4 極道の若頭×ちっちゃな姐さん
「結衣、乗れたの?」
「ママそれ失礼だわ。お庭をすいすいと三浦さんの部屋まで行ったんだから」
「あんた自転車で行ったの」
「一応、儀式みたいなもの?」
「あははは」
「三浦さんもちゃんと乗れた。確認した」
私が言うと由香里さんは大笑いをして
「三浦、安心した」
もう涙を流して笑っているから
「姐さんまで…」
三浦さんも苦笑いだ。
「植木も一緒なんだって?」
由香里さんはさらに笑い
ママも行く?って聞いたら少し考えたけど笑いだして
私は待ってるっていうからその心の内を想像してまた笑った。
隼の自転車は、柴田さんが置きにいってくれて
入れ替わりで植木さんが自転車を押して出てきた。
「植木さんもちゃんと乗れるか見たい」
「結衣さん…」
植木さんは笑いながらも同じように駐車場をぐるっっと回って
私もその後をついてぐるっと回って
2人で顔を見合わせて合格って笑いあった。