俺、お前以外は愛せないから ~私とアイツの仮面舞踏会~
「お前もだっ。いい加減に自覚しろ!」





ひぃ……。





ごめんなさい……。





ん?





でも、自覚って?





なんの話?





「とにかく、その企画は許可する。すみれ、今日は一緒に帰れない。コイツと話すことがあるから」





ほ……。





よかった、企画が通って。





「えー?やだなぁ、爽と話し合いなんて。ま、いっか。またねぇ、すみれちゃん」





さっきまであんなに怖い顔してた白石洸が、可愛げに笑って手を振った。




って、す、すみれちゃん?




は、はじめて呼ばれた……。




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