気づけばキミと恋に落ちて
女性二人は、残念そうな顔をしながら岡崎さんの後ろを付いて行った。
「お待たせしました」
ニッコリ笑うその顔は、完全に営業スマイル。
てか、知り合いじゃないし。
「店長さん目当ての女性なのに、よかったんですか?」
「いやいや、そんなことないですよ」
なんて言っちゃって。心の中では、自慢してるくせに。
〝オレのおかげで客がたくさん来る〟って思ってるよ、ゼッタイそう。
イヤなオトコ。
「やっさん、お腹すいちゃった。早いとこ清算して、帰ろ?」
「ん?あぁ、わかったよ。すいません、じゃあ、お会計してもらっていいですか?」
やっさんがスーツの上着内ポケットから財布を出し、わたしもそのヨコで鞄から財布を出した。
「お待たせしました」
ニッコリ笑うその顔は、完全に営業スマイル。
てか、知り合いじゃないし。
「店長さん目当ての女性なのに、よかったんですか?」
「いやいや、そんなことないですよ」
なんて言っちゃって。心の中では、自慢してるくせに。
〝オレのおかげで客がたくさん来る〟って思ってるよ、ゼッタイそう。
イヤなオトコ。
「やっさん、お腹すいちゃった。早いとこ清算して、帰ろ?」
「ん?あぁ、わかったよ。すいません、じゃあ、お会計してもらっていいですか?」
やっさんがスーツの上着内ポケットから財布を出し、わたしもそのヨコで鞄から財布を出した。