このよでただ、独りだけ

アレクシア、13歳

アレクシアは天涯孤独になった。

10年を過ごした街を離れ、見知らぬ土地に叔父一家と共に住み始めたのだ。

ヒースコートの隠れ家から故郷の街に帰ってきてからのことをアレクシアは記憶していない。

断片的に思い出せる言葉から推察するにろくなことはなかったのだろうけど。

自分の家族を殺したのではないかと疑われ。

ヒースコートの名を出したとたん疑いは晴れるも誰からも相手にされず。

気付けば叔父と叔母に連れられて遠い街に住んでいた。
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