時空を超えて。
真紀side
チュンチュンッ
真紀「ふあぁ」
もう朝か...
ってここどこ?!
真紀「あっそういえば私、蒼馬さんについてきちゃったんだ」
私は窓を開けた
(サーーーーッ)
良い風だね。
これなら行けそうな気がする
真紀「うん!」
ごめんなさい蒼馬さん
(カチャッ)
私は刀を持って外へ出た。
行くんだ、真実を知りに新撰組の屯所に!
真紀「はぁはぁ」
誰もいないよね...
早く走らないと見つかるから頑張らないと。
真紀「確か前逃げながら通った道、ここだった気がする」
周りには何もない。
それにしても、ただ田んぼがあるだけで人気がない道だなぁ
真紀「ん?」
人だ!
唯一向かい側には里帰りのためか、今から帰ろうとしているおばあさんがいた。
真紀「すみません!ここらへんに新撰組の屯所があると聞いたのですが何処かわかりますか?」
よかった、これで安心かな。
「なんだいあんた...新撰組の仲間かい?」
うっ
いきなり睨まれた。
真紀「えっと、仲間ではないんですけど少し伺いたいことがあるんです」
「そうか。そこを曲がってすぐじゃよ」
指を指して説明してくれた。
真紀「ありがとうございます!」