Carnation の 花 言 葉...
腕を掴んだままどんどん進む雅晴。

まわりの視線が痛いんですけど...

「怒ってるの?雅晴...」

やっと立ち止まってくれた雅晴は私を見て溜め息をついた。

「あいつらも男なんだから真優も気をつけなよ?」

「...?」

優しく微笑んでくれたけど、意味がわからないよ。

私の顔を見て、悟ったのか

「真優は、まだ分からなくていいよ。」

そう言って、また進んじゃった。

「待って...雅晴!」

まぁ、まだいいや...

いつか私が大人になってサッカー以外に興味をもったら、わかるかな?




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