Snow-White



それから皆で食べたご飯は、確かに美味しかったんだけど、味わって食べる余裕がなかった。




精神…こんなに弱いなんて思わなかった。




こんなんじゃ、支えてやれない…?




好きっていう資格さえない…?




そんな俺の考えを悟ったのか、皆がテレビを見ている時、尚が、




「じゃぁ…由樹は他のやつに任せられるのかよ。」




と、いきなり言った。




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