この気持ちありえないから。
「うちもさ、始めわかんなかった、なんでこんな合唱ごときにみんな本気なんだろーとか、頑張りたい人だけ頑張ればいいじゃんって。」

なんか、怖くない。
海君は…泣いている。
本当はなんか伝えたい事があったんだ。


「でもさ、合唱ってみんなが歌わないと合唱…じゃないんだよね。」

話し合いで言ってた事。
合唱はみんなで合唱って。
さっそく使わせていただきました。
学級委員さま。


「だから…」

「でもさ、俺は2組じゃねーんだろ。」

「え?」

海君が口を開いた。

「俺は、んな合唱だけにまとろうとする奴らに腹立ったの。どうせ合唱だけだろ、なのに何でムキにやってんの。」

同じだ。私と。

「だから、歌わなかった。馬鹿らしい。あんなん歌ったらなんか、ダサかったから。どうせ合唱終わりゃクラスの雰囲気とかどうでもいいくせにさ。」
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