calling
突然、俊輔さんから連絡が着た。

『今から逢える?』という
簡単な文字だった。

今はランチの時間の少し前で
太陽もキラキラ綺麗な日だった。

あのキスをしてから数日経って
まだ次の週末が来る前だった。

返答するとすぐ返信が着た。
『公園で待ってる。』と。

鞄のなかの…自分で作った
お弁当が一瞬気になったけれど…
夜食べればいいかと
そのまま鞄を持って歩いた。

少し早めのランチをとる会社の
名前も知らない男性たちと
一緒にエレベーターに乗り込む。

ドキドキする。

大判のストールをくるりと巻いて
冷たくなった風の間を
くぐりぬけて…逢いに行った。

風は冷たいのに…心だけ熱い。

小走りで向かうと、もう、
俊輔さんが私をみつけて
悲しいような優しい笑顔を
私に向けてくれていた。
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