俺だけが知っている
「っちょっ……恭弥!……待っ……んっ!」
あれから実際にそのワンピースを着て見せてくれた莉菜は予想以上に綺麗で可愛くて。
ちょっと照れたように笑って
「ありがと」
なんて上目遣いで言うもんだから。
せっかく着てくれたのに俺はすぐに脱がすことになってしまった。
「……なんでよ!!恭弥が着てって言ったんじゃん!……ちょっ……と!」
押し倒されて脱がされていつの間にか俺に組みしかれている莉菜は真っ赤になって俺を睨む。
それさえも俺を誘惑しているようにしか見えない。