君に会いたかった




「家族を殺した人間にどうしてそんなに執着する」


殺したか...


「こいつらと過ごすうちにわかったんだよ

人間も私達と同じように泣いたり笑ったり

大切なひとを守ろうとする


私達と人間は何も変わらないんだよ」




土方のそばに立つ



「そんな事知ったから私には出来ない

一也...もうこんな事やめよ

まだ間に合うよ」



そう


私が変われたように一也も変われるはず



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