こころの温度差
「ごめん、ホント、
寝坊しちゃって。
衣装は、持って来たから
安心して。」
路地を曲がると
石畳から大きな大理石の柱が二本見えて、
そこにケータイを握りしめた
セイちゃんが立っていた。
先日、久しぶりで
ユミの結婚式の打ち合わせに
3人で会った時には
まだ考えていなかったのだが、
寝坊しちゃって。
衣装は、持って来たから
安心して。」
路地を曲がると
石畳から大きな大理石の柱が二本見えて、
そこにケータイを握りしめた
セイちゃんが立っていた。
先日、久しぶりで
ユミの結婚式の打ち合わせに
3人で会った時には
まだ考えていなかったのだが、