エリート上司と甘い秘密~彼の正体は私の義弟!?~
時間ぎりぎりまでペットショップで長居をし、4時ジャストに動物病院に着くと、ぽっちゃりした獣医さんがすぐにミーちゃんを連れてきてくれた。

「体には特に心配な点は見当たらないから大丈夫。ただ怖い思いをしたんだね。すごくおびえているから、少しの間、静かなおちつく場所でようすを見てあげて」

「はい」と頷き、沃野は「さ、うちに帰ろう」とピンクのキャリーケースにミーちゃんを入れて家に連れ帰った。

「ミーコ、ただ今無事帰還」

沃野からのメールを見て安心した葵は「ミーちゃんだってば!」と速攻返信し、定時になると同時にPCを閉じて会社を後にした。
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