エリート上司と甘い秘密~彼の正体は私の義弟!?~
「じゃあ着替えてくるわね」

パタパタとスリッパを鳴らして、母がリビングを出て行った。

「知ってたんだ、お母さんがアメリカに行くこと」

「父さんが夏から交渉していたからね。あの歳でも遠距離恋愛はつらいんだと」

父さんも心がちぎれそうなほどあやめさんを想っているんだよ、と言って沃野は笑った。


好きで好きで、切なくて。
切なくて切なくて、つらいからと。
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