エリート上司と甘い秘密~彼の正体は私の義弟!?~
付き合おうといわれるそばから姉弟になることが決まり、けれどもうじき2人だけの生活が始まるなんて。

展開があまりに唐突でダイナミックすぎて、葵の頭も心もついていけない。

「それとも葵も沃野君も年末年始にアメリカに来たらどうかしら? 親子4人での初正月。卓也さんも喜ぶわよ、きっと」

そうか、以前沃野君にミーちゃんを家に連れて帰っちゃダメかなと聞かれて、きっとお母さんが反対するといった時、「どうせあやめさんは……」ともごもご言っていたのは、このことだったのか。

母が近いうちに卓也さんの元に行くと知っていたのだ。

沃野はミーちゃんの額を指で撫でながらしらっとして、「それじゃミーちゃんの回復と、あやめさんと父さんの新しい門出を祝ってシャンパンで乾杯しようよ」と、話を進める。

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