エリート上司と甘い秘密~彼の正体は私の義弟!?~
とにかく地味にしているのになんだか目立ち、社内で一目置かれている葵がリサは気に食わない。

いろいろと仕事を押し付けても予想外にそつなくこなす。

文句も言わずに黙々と仕事をする様子がまたイライラする。


「今回は絶体絶命だと思ったのに、沃野という最強の助っ人が現れるなんて。

計画ではこの失敗をネタに葵をスキルアップ・プログラムを課そうと準備していたのに、これじゃいったんお預けじゃない。

それにファントムの件はどうするべきかしら。

でも沃野君のメールにもあったけど、これはもともとリンダの案件だものね。

彼女が責任を持って引き継ぐべきだわ。

それなのに、なんで私が次の打ち合わせをセッティングしなくちゃいけないのよ。

ファントムって多分、みんな英語よね。

電話での英会話って嫌いなのよ、ジェスチャーが通じないじゃない」

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