この気持ちをあなたに伝えたい
深香に何をしていたのか質問をされて、最愛は曖昧な返事しかできなかった。
「ちょっとな・・・・・・」
『ん?』
「ところで用件は何だ?」
どうして最愛の居場所を知りたがるのか、理由はいくつか浮かび上がる。その中で可能性が高いのが遊びの誘い。
『一緒にカラオケへ行かない? せっかく大学が決まったしね』
「いいな」
『でしょ?』
まだ二人で大学入学を祝っていなかったので、ちょうど良い。
「行く。それと愚痴を聞いてもらってもいいか?」
『いいよ。じゃあ、学校の最寄駅にいるから、すぐにおいで?』
「わかった。ちょっとだけ待っていてくれ」
『後でね』
電話を切って駅へ向かうと、深香が最愛に気づいて手を振っているのが見え、最愛は深香のところまで走った。
「ごめんな、待ったか?」
「ううん、そんなに待っていないよ」
「どこのカラオケに行く?」
高校の近くにカラオケ店が数店舗あり、気分によって行くところが変わる。
「えっと、コンビニの近くにあるカラオケ店にしない? 安い上に曲の数がたくさんあるから」
「いいな、行こう」
カラオケ店に到着して、時間はフリータイムにしてドリンクを選ぶ。学生で会員登録をしているから安い。
「何を飲む?」
「私はアイスティーにする。深香は?」
「えっとね、カルピスウォーターにしようかな」
セルフサービスとなっているので、二人分のドリンクをグラスに注いで部屋へ戻ると、深香は知らない歌を歌っていた。
どうやらアニメの歌みたいで、アイスティーを飲もうとしたときにはもう歌い終わっていた。
「歌う? それとも愚痴を言う?」
「そうだな・・・・・・」
「ちょっとな・・・・・・」
『ん?』
「ところで用件は何だ?」
どうして最愛の居場所を知りたがるのか、理由はいくつか浮かび上がる。その中で可能性が高いのが遊びの誘い。
『一緒にカラオケへ行かない? せっかく大学が決まったしね』
「いいな」
『でしょ?』
まだ二人で大学入学を祝っていなかったので、ちょうど良い。
「行く。それと愚痴を聞いてもらってもいいか?」
『いいよ。じゃあ、学校の最寄駅にいるから、すぐにおいで?』
「わかった。ちょっとだけ待っていてくれ」
『後でね』
電話を切って駅へ向かうと、深香が最愛に気づいて手を振っているのが見え、最愛は深香のところまで走った。
「ごめんな、待ったか?」
「ううん、そんなに待っていないよ」
「どこのカラオケに行く?」
高校の近くにカラオケ店が数店舗あり、気分によって行くところが変わる。
「えっと、コンビニの近くにあるカラオケ店にしない? 安い上に曲の数がたくさんあるから」
「いいな、行こう」
カラオケ店に到着して、時間はフリータイムにしてドリンクを選ぶ。学生で会員登録をしているから安い。
「何を飲む?」
「私はアイスティーにする。深香は?」
「えっとね、カルピスウォーターにしようかな」
セルフサービスとなっているので、二人分のドリンクをグラスに注いで部屋へ戻ると、深香は知らない歌を歌っていた。
どうやらアニメの歌みたいで、アイスティーを飲もうとしたときにはもう歌い終わっていた。
「歌う? それとも愚痴を言う?」
「そうだな・・・・・・」