ひまわりの種

バサッ…!!

「後自分で片付けてよね。」

頭から被せられたお皿。
髪の毛にヌルッとした感触が残る。


美晴は笑いながら部屋を出て行った。


こんなのが毎日繰り返される。

辛いけど、我慢しなければいけない。

だって、きっと私が逃げれば唯一の家族が死んでしまう。


だから、耐えるしかないんだ…。
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