Amarosso~深い愛~を召し上がれ♪


「ミスターダバリード、また、お話しをしに伺わせてください」


玲奈は見上げて無垢の笑顔を広げる。


「いつでも」


怜士はにこやかに笑顔を浮かべた。


「麗華も、機会があったら子ども達の未来について色々と話そうね」
「うん」


機会があったら、ね。


でも麗華はにっこりと笑っておいた。


玲奈が立ち去ると、麗華は手にしていた皿を少し持ち上げた。


「どれ食べたい?」


二つ持っていたフォークを一つ渡す。


「ありがとう」


怜士はコキーユを刺した。
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