Amarosso~深い愛~を召し上がれ♪
たぶん今日みたいに、理事会が終了したら、理事たちと会食とかしなきゃいけないんだろうから。
ああいう女狐とか。
金髪美人とか。
玲奈とか。
麗華は足を止めた。
久々に美和のバーに行って、飲もうかな。
「宮内様」
突然名前を呼ばれて顔を上げると、見知った運転手が一礼をして、車の後部座席のドアを開けた。
「どうしたの?」
麗華は身を屈めて車の中を覗き込む。
「鱧、なんでしょ」
怜士はやや不機嫌そうに言った。