Amarosso~深い愛~を召し上がれ♪
「あ、そうそう」
麗華はぱっと身を起こすと車に乗り込んだ。
「てっきりあの女狐理事と夕食に行ったんだと思ってた」
そうでなかったことにテンションが上がる。
「そこまで自虐的じゃないんで」
「怜士も苦手なんだ」
「苦手、な訳じゃない」
「じゃあ、なに?」
麗華は眉をよせた。
「嫌い」
「・・・うわ」
なんだか絶句した。
意外とはっきり言うよね、この人。
のらりくらり逃れて、本音を言わなさそうなタイプに見えるけど。
それで思い出した。