Amarosso~深い愛~を召し上がれ♪
「もしかして、何気になぐさめている?」
その顔に思いっきりため息をかけてやった。
「なぐさめ?
客観的事実」
うふふと麗華は不気味に含み笑いをした。
「ありがと」
怜士は何の返答もせずに目を閉じると、再び麗華の髪に顔をうずめた。
しばらく抱き合ってお互いの体温を感じながら、まどろむ。
「ところで、今泉、今日オフなの?
仕事、一息ついた?」
怜士はその言葉に状況を思い出した。