Amarosso~深い愛~を召し上がれ♪
「やっぱり、明日かな。
今日は無理?
10分でいいんだけど。
明日は日本に帰らなきゃいけなくて」
「なんてことですか!
もっと早くに連絡ください~」
「ごめん」
「ん~、難しいですね。
たとえば、帰ってきた時に、執務室へ戻りながら話すとかでいいですか」
「そっか」
話づらいが、背に腹は代えられない。
「それでお願い。
何時にどこに行けばいい?」
ニコラスは時間とダバリード本社のロビーを指定した。