Amarosso~深い愛~を召し上がれ♪


すれ違いざま、美和は“久しぶり~”なんて、からかうように言い、鷹乃介は怜士の顔を見つめて“う~ん、残念”と言いながら出ていく。


怜士は一貫して無言のまま、冷ややかだ。


え、これ相手にするの私だけ?


ってか、なんでこの状況?


「なんでここにいるの」


ちょっと逆切れしてみる。


「なんで?
 後でって言ったでしょ。
 あなた、勝手に退院してるし。
 それに病院でもそうだったけど、なんで“今泉”に戻っているの?」


怜士は皮肉をたっぷり返して、麗華の横にあぐらをかく。
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