Amarosso~深い愛~を召し上がれ♪

   *


「大丈夫?」


美和は麗華の顔を覗き込んだ。


「うん」


取った麗華の手は冷たく、震えていた。


「あれ、今泉だよね?」
「めがね掛けてないけど・・。
 みたいだね」
「死んでなかったってこと?」
「だね。
 でも、あれはミスターダバリードらしいよ」


美和の視線の先をたどる。


金髪の美女たちで囲まれている。
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