Amarosso~深い愛~を召し上がれ♪


目の前には怜士の顔。


一旦は安心して力を抜いたものの、状況に我に返り身を慌てて離そうとする。


だが腕をつかんでいる力も、腰に回っている腕も緩まない。


見えないが、肌が触れる感じでは、お互いに裸な気がする。


全力で拒否しているのに、余裕でキスを深くしてくる。


これに抵抗できなくなってくるのは、高校の時の経験で知っていた。


溺れる。
< 84 / 419 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop