Amarosso~深い愛~を召し上がれ♪


このまま帰られたら困る。


怜士も急いで体を洗うと、バスローブを羽織り、廊下へ追いかけた。


「麗華」


大声で呼ぶと、廊下に並んでいる1つのドアの中から声がした。


ノブを回そうとしたら、鍵がかかっている。


「なに?」
「大丈夫か?」
「大丈夫」


ドア越しのくぐもった声では本当の様子はよくわからない。


怜士は言うべき言葉をさらに捜したが、みつからない。


「支度が終わったら、食事にしよう。
 ダイニングに来てくれ」
「わかった」


それでドアを離れると服に着替えて、先にダイニングテーブルについていた。
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