隣の席のキミへ…
「あんたって正真正銘のバカッ!?」
ううっっ!!!!!
さっきの事を話すと、朋子におもっいっきり呆れられた顔をされた。
そうですよ。
どうせあたしは正真正銘のバカですよ。
好きな男の子にすらまともに喋れない正真正銘のバカですよ。
「はぁー。で?何でそんな事急に言ったのよ」
「いやぁ…照れちゃって……?」
「はぁ!?」
言えるわけないよ…。
先生がお兄ちゃんなんて朋子知らないし。
第一知ってたとしてもお兄ちゃんの目が怖かったからなんて言える!?