隣の席のキミへ…


「おいっ!!どうでも良いけど喋ってないでどんなにするか考えろよ!」

「あ、ごめん」



みんな手繋ぐことに抵抗もってない…?

総悟にいたってはどうでもいいってあんた…あんたの為にこっちゃあ必死に考えて悩んだのに…。
どうでもいいんかいっ!!


「ふーん。みんなそんなに抵抗もってないみたいね」

「うん…」


やっぱり朋子もおんなじ事思ってた。


みんな大人なのか子供なのかわからん……。



「まぁいっか。たんぽぽ、用意がんばろう」

「うん」



みんなが深く考えないんならあたしも考えない。




…なんて出来るわけもなく、1人ドキドキしちゃってるあたし。



心臓もつかな………?




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