月の華
「ルナ、私の仕事服ルナのクローゼットに入ってるの取って来てくれるかしら」
「イイわよ5階の更衣部屋に居てくれるかしら」
「当たり前じゃないの」
私とムーサはそう言いながら部屋を出て螺旋階段を登った。
各クローゼットは6階にあって本人にしか開けれないようになっている。
ムーサの仕事服は黒と白のストライプスーツに紅いパンプス
スーツなのは皆一緒だけど1人の時は自由だからスーツじゃないコトもあるけど。
私は5階の更衣部屋に降りるとムーサにスーツを渡した
それから他愛もない話をしながら着替え始めるムーサ
ムーサも右肩に黒い薔薇のタトゥーがある。
メトゥスの幹部は認められると必ず彫られる。
そして、黒い龍が腰に巻きついていた。
着替え終わるとムーサはダガーを太ももに仕込み
一緒に部屋に戻った。
「ムーサは今からどこだ?」
「ただの密売人を殺るだけよ」
「俺仕事」
「モルスはどっちの仕事だよ」
ジョクラトルのツッコミもすかさず入った。
「BARの仕事な」
「「いってきまーす」」
兄妹仲良く部屋を出て行った。
「仮眠するか?」
「いや、イイわ」
「俺仮眠したい」
「お構いなくしていいのよ?」
「ルナも寝よ〜ぜ?」
ジョクラトルの誘いに折れながら仮眠室に行った。
塔に来たら行ったり来たりが大変なのよね