蒼空
「ねぇ、きらり!空、見てみて!」

駅までの道を歩きながら、優香子が言う。

「なんで?」

突然、優香子がそんなことを言い出すから疑問に思う。

「いいから、いいからっ!」

そう言われて、空を見る。

「…キレイ。」

「でしょっ?凄いキレイじゃない?」

見上げた空は、凄くキレイだった。
すぐにケータイをとりだして、写真を撮る。

カシャッ…

ケータイの画面に写る、キレイな青空の写真。
その写真を、すぐにケータイの待ち受けにした。
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