いつも恋して・・・
社長の言葉は梨佳子にはズシリと響いた。


「何故私がここに来たかは分かるね?」



「分かります・・・。」


梨佳子は少し下を向いたまま答えた。


「結婚はどうしたの?」


「・・・。」


「ハッキリ言ってくれていいよ、私もここまで来たんだから隠さなくていい。」


「ハイッ・・・専務とお付き合いし始めて結婚をお断りしました。」


「会社にいるときからかね?」


「いえっ、退社してからです。」


「そうかぁ・・・」


「廉とは毎日会ってるのか?」


「いえ、毎日ではありません。」


「・・・・。」


「このマンションは?」


「賃貸です・・・」


「賃貸?」


社長の顔が少し歪んだ。


「はははっ~アイツの考えそうな事だな・・・。」


「????」


社長は少し梨佳子の方に顔を寄せて、


「君は何も分かっていないようだな。」


「・・・。」


「ここは廉のマンションだよ(¬へ¬;)」


「・・・・えっ?!」


梨佳子は心臓が飛び出しそうなくらい驚いた。


「どういう事ですか?」
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