いつも恋して・・・
「不動産屋でちゃんと借りましたが・・・」


「まっアイツが裏で手を回したんだろう!」


「・・・。」


梨佳子は頭の中が真っ白になって言葉が出なくなった。


『海外出張の持ち主って・・・・』


『今まで住んでいて全く考えてみた事がなかった。』


梨佳子は契約をした時から今に至るまでの事が、頭の中にグルグルと回りだした。


「あの・・・」


「いい、君のせいじゃないよ!全部アイツが仕組んだ事だろう・・・今までの事はいい=3 ただ、これからこのままという訳にはいかない!それは君にも分かるね。」


「・・・ハイ」


「4日後には廉も社長になる。」


「私は君の事は本当に素晴らしい人だと思っている。ただ、廉の相手としてではなく・・・あくまでも仕事の上での話しだ。」


「・・・ハイ」


「社長になればそれなりの相手との結婚という話にもなるだろう・・・妻の実家にそれなりの名前があれば、それはまたアイツにプラスになる事だから。」


「そうなれば君が傷つく事になる。」


「それとも結婚をするつもりだったのか?」


「いえっめっそうもない事です・・・」


「だろうね・・・頭のいい君の事だから、じゃ私の言いたい事も分かるね!」


「・・・ハイ」


梨佳子は社長の言葉が体中を縛り付けて、金縛りにでもあったかのように話すことも、動く事もできなくなった。


「明日から4日間アイツを出張に行かす=3 その間に出て行ってはくれないか・・・」


「酷な事をいってスマン。」


社長は淡々と話をしていく・・・


「・・・分かりました。」


「仕事はどうしてるんだ?」


「いえっまだ仕事にはついてません。」

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