《大.落》♥ やらかしちまって!〜眠り姫★
ーーー真田さん……ってば! なんてイクメン! 素敵。子供を抱っこしてもサマになってる。
一子は、愛を抱っこする秀馬を見て感動していた。
ーーー愛ちゃん、役得ね。羨ましい。
抱っこされている愛を羨ましいと思う一子は、ため息をついた。
「あ、いたいた! ちょっと、愛が凄いイケメンといるんだけど〜ウケる〜! 」
脇道から紺色のブレザー姿、今時の女子高生みたいなのが出てきた。手を叩き大笑いして喜んでいる。
「三津子、笑ってないで不二子は?」
一子が女子高生に話しかけた。
「おい、知り合いなのか?」
秀馬が愛を抱っこしたまま一子に聞いた。顔を愛からなるべく離そうとしている秀馬だが、愛の方は秀馬が頭をのけぞらせると余計に首にしがみついていた。
「はい、妹の三津子です」
「何何?男連れてきたの?一子姉。マジウケる〜」腹を抱えて笑う三津子。
「男って、やめてよ。真田さんは、送ってくれただけだから」あたふたと弁解する一子の肩をばしばし叩き、とにかく笑う三津子。
「ウケるぅ〜」三津子は、1人腹を抱え爆笑していた。