《大.落》♥ やらかしちまって!〜眠り姫★
「あの、冗談ですよね?」
秀馬の整った目鼻立ちを見つめた。
「……」
少しの沈黙後、ハッとしたように一子の肩から手を離す秀馬。
「冗談?……冗談だ……どうかしてるな。俺」
疑問符をつけて答えた後、もう一度呟くように言った。
「やっぱり。変な冗談やめてください。心臓が止まるかと思いました。全く……好きじゃないのに……彼氏になるなんて言葉、気安く言わないでください」
「気安くか……全くだ。だが、あんたの無駄にでかい目を見てたら、口が勝手に……」
ぐいっと、顔を一子に近づける秀馬。
「俺にもわからない。が……あんたが、なんだか気になる」
秀馬に迫って来られて顔を仰け反らす一子。