気づいたら……♡♡
第3章

愛美side




それから2週間後、私の退院日が決まった。

あれから、だんだん倒れることも日に日に少なくなり、安定してきたからだ。

そして、親を何とか説得して由貴先生と暮らせることになった。それが、だんだん近づいてくると、嬉しすぎて顔がとろけてしまいそうだ。

そして、先生がきて
『退院日決まってよかったな。おめでとう。それにしても、顔が凄いことなってるぞ!気をつけろよ!まぁ、明日退院だしな。』

『そうだよ。明日から、先生と暮らせると思うと嬉しくて嬉しくてにやけが止まんないよ。』

『あっ、そういえば明日は、一旦家に帰って家族で過ごしなさい。明後日の朝迎えにいくからな。』

『そうなんだ。私たち家族のことまで考えてくれてありがとう。』

『いいから早く寝ろよ』

そう、照れくさそうに言う先生が可愛く思えた。
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