俺の大嫌いなあの子
美羽が惚れたってゆう俺らが出会った中学1年
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(うわ、やっべ!遅刻!)
入学式早々寝坊してしまった俺。
急いでチャリをまたぐと学校へと全速力で漕ぐ
あと学校まで数mってところで
前を走る女が見えた
(あ、あいつも遅刻か?)
そう思い女のところまで漕ぎ女の手をひいた
*.今思うと いつもしないようなことを
するもんじゃねぇな。。
「乗せてってやるよ」
「え?いいの?ありがとう!」
俺たちは二人乗りで一気に学校へ向かいギリギリ入学式に間に合った
そして入学式も終わりゾロゾロと教室へと入っていく
俺も同じ小学校だった奴らと歩いていると
「ねぇ、さっきはありがとう!
私の名前、安田美羽!!
よろしく!」
あ、さっきの子か。
いつもの俺なら返事をしない
ここにくるまでも何人の女たちにいらない自己紹介をされたことか。。
でも、
―――魔が差したんだ
「あぁ、よろしく
俺は伊藤和也(いとう かずなり)」
そういって笑ってしまった。
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これが俺たちの出会い