愛は憎しみに変わって
今 私と一緒に居る事
駅に今行く事を伝え電話を切った
二人が立ち上がったところで私は
『待って!今紀之に逢ったら危ないよ…プライド傷付けたら何するか解らない…行かないで…行かないで…』
涙ながら止めようとする私を有里の彼は
『大丈夫だよ…正直 この目で紀之を見ないと 話をしないと今の状況を信じられないんだ…紀之も俺の顔を見たら正気に戻るかもしれないし それを願ってる自分も居るんだよ…心配しないで俺に任せな!なるべく早く戻るから綾香ちゃんは有里と待ってな』
と私の頭を優しく撫で有里を私の傍で待つように指示をした
有里が不安げに彼を見つめる姿に改めて二人に迷惑を掛けてしまった事に後悔をする…
本当に これで良かったのか…
有里の彼が無事で戻る事を心から願ってしまう