俺たちの妹
「ふふ。じゃぁ、決まり。
今日俺、早く帰れるから、ちょっとデートでもしない?」
「っっっ‼︎ 司さん……
私でいいんですか?」
「ん?桜ちゃんがいいの」
「っっっ‼︎
あ、ありがとうございますっっ」
「さっきの返事聞いてないけど…」
「よ、よろこんでっっ」
良い返事が聞けて良かった……
「じゃぁ、葵には先に帰るって連絡入れとけばいいから、一緒に来て?」
「はいっ」
連れてきたところは診察室。
「今日は俺、外来ないんだけど、この部屋は使わないから…」
「司さん、まだお仕事残ってますよね?私、1人でカフェにでも居るので、お仕事して下さいね」
ドアの前に立ち、にっこり笑う桜ちゃん。
「桜ちゃんは優しいね。
ほんと気にしなくていいよ」
『俺が一緒に居たいだけだから…』
は、まだ言える関係じゃないよな。
本音なんだけどね…
今日俺、早く帰れるから、ちょっとデートでもしない?」
「っっっ‼︎ 司さん……
私でいいんですか?」
「ん?桜ちゃんがいいの」
「っっっ‼︎
あ、ありがとうございますっっ」
「さっきの返事聞いてないけど…」
「よ、よろこんでっっ」
良い返事が聞けて良かった……
「じゃぁ、葵には先に帰るって連絡入れとけばいいから、一緒に来て?」
「はいっ」
連れてきたところは診察室。
「今日は俺、外来ないんだけど、この部屋は使わないから…」
「司さん、まだお仕事残ってますよね?私、1人でカフェにでも居るので、お仕事して下さいね」
ドアの前に立ち、にっこり笑う桜ちゃん。
「桜ちゃんは優しいね。
ほんと気にしなくていいよ」
『俺が一緒に居たいだけだから…』
は、まだ言える関係じゃないよな。
本音なんだけどね…