少しずつ、見えるミライ
ってことは、やっぱり離婚したって知ってるんだ.......
だっ、だから何だって言うの ?
そんなにドキドキすることないでしょ!!
どんなつもりで彼がそう言ってるのかわからないけど、いちいち動揺しなくていいから。
「あの時、水かけちゃったリしたから、もう来てくれなかったらどうしようって心配してたんですけど、その後も何度も来てくれたから、すごくホっとしたし、ホント嬉しかった。いつもニコニコしてて、幸せそうで、旦那さんが羨ましいなって思いながら、未帆さん、見てました。」
「.......。」
「でも、その頃は、それだけで満足だったんです。自分が未帆さんのこと、こんなに気にしてるなんて、全然思ってなかったから。」
「へっ?」
「来なくなってから後悔したんです。気になって、気になって、仕方なくて、もっと話かけておけば良かった、もうちょっとどんな人か知りたかったって。ま、そうは言っても、人の奥さんだったから、頑張ったところでどうにもならなかっただろうけど。」
「.......。」
これは夢?
私の知らないところで、あの頃、そんなことが起こっていたなんて、考えたこともなかった。
嬉しくない訳じゃないけど、じゃあ、私はどうすればいいっていうの?
決してモテる人生を歩んで来た方ではないだけに、聞いているだけで、みるみる顔が赤らんで来る。
だっ、だから何だって言うの ?
そんなにドキドキすることないでしょ!!
どんなつもりで彼がそう言ってるのかわからないけど、いちいち動揺しなくていいから。
「あの時、水かけちゃったリしたから、もう来てくれなかったらどうしようって心配してたんですけど、その後も何度も来てくれたから、すごくホっとしたし、ホント嬉しかった。いつもニコニコしてて、幸せそうで、旦那さんが羨ましいなって思いながら、未帆さん、見てました。」
「.......。」
「でも、その頃は、それだけで満足だったんです。自分が未帆さんのこと、こんなに気にしてるなんて、全然思ってなかったから。」
「へっ?」
「来なくなってから後悔したんです。気になって、気になって、仕方なくて、もっと話かけておけば良かった、もうちょっとどんな人か知りたかったって。ま、そうは言っても、人の奥さんだったから、頑張ったところでどうにもならなかっただろうけど。」
「.......。」
これは夢?
私の知らないところで、あの頃、そんなことが起こっていたなんて、考えたこともなかった。
嬉しくない訳じゃないけど、じゃあ、私はどうすればいいっていうの?
決してモテる人生を歩んで来た方ではないだけに、聞いているだけで、みるみる顔が赤らんで来る。