私、可愛いですけど何か?
昨日、授業をちゃんと受けていれば
数人の男達に襲われる事もなかったのかな
男遊びを嗜んでいる麗美だが、昨日の様にレイプをされたのは初めての事だった。
でも、何でだろ
悲しくもなければ涙も出ない
本当は、その答えは
自分が一番分かっている
心なんてとっくの昔に捨てたから──…
そんな事を考えながら、いつの間にか眠りにおちていった
「なんでアイツ来てんの?」
その一言から始まった教室中のざわめき──
「げ。まじ最悪、また男でもあさりにきたんじゃん?」
次々と登校してきたクラスの女子は
麗美の姿を見つけると軽蔑の声を漏らした
「ね、ね!来たよ!」
「やっば、今日も超イケメン!」
ある人物が教室の前の廊下にさしかかると、ざわめきはキャーキャーと歓声に切り替わった
『んん…』
んだよ、うるせえな…
悲鳴にも似た声に目を醒ますと
担任の壺寺誠が来ていたのだ

